この記事ではダウンロードしたクリスタの素材はどこに保存されるのかについてお伝えします。
どうやって探せばいいのか、初心者でも迷わない方法を紹介します。
さらに、見落としがちな素材の表示設定やサブツール登録方法まで写真付きでお伝えします。
クリスタの素材を使うと信じられない程、イラストの表現の幅が広がります!
クリスタの素材を使ってもっと簡単に、効率的にイラストのレベルを上げたい方はこの記事を読み進めてくださいね。
\ 素材を使ってレベルアップする! /
まずはクリスタの素材はどこ?保存場所と見つけ方を解説!
クリスタ 素材 どこにあるの?と疑問に思っている人のために、保存場所と素材の見つけ方を詳しく解説します。
クリスタの素材の保管場所は「素材パレット」

ダウンロード素材は「素材パレット」に自動で保存されます。
クリスタで素材をダウンロードすると、保存先は自動的に「素材パレット」になります。
具体的には、素材パレットの「ダウンロード」タブを開くと、ダウンロードしたものが一覧で表示されます。
私も最初は「どこに保存されたの?見当たらない!」と焦った経験がありますが、実はめちゃくちゃシンプルな仕組みでした。
「すべての素材」パレットは、ダウンロードした素材を含むすべての素材が確認できる場所です。
CLIP STUDIO PAINTを開いて、素材パレットから「すべての素材」を選ぶだけ。
ダウンロードしたブラシやトーン、画像素材もこの中に表示されます。
これを知っていれば、ダウンロードした素材を一瞬で見つけられるようになります。
クリスタの素材の見つけ方
ダウンロードした素材を見つける方法はとても簡単です。
素材パレットをワークスペースから見つけられない場合は、ウィンドウから表示させます。


クリスタの素材をダウンロードしてサブツールに登録する方法
クリスタでダウンロードして素材をサブツールに登録する方法を解説します。
ブラシやペンなどの素材は、「サブツール」に登録するととても便利です。
たとえば、「ペン」に登録した素材は、「サブツール[ペン]」の中に出てきます。
登録名がそのまま反映されるので、ダウンロード時に覚えておくと探しやすいですよ!

検索窓に「水彩 筆」などキーワードを入れると探しやすいですよ。
今回は「らくがきインクペン」をダウンロードします。




ダウンロードした素材をサブツールに登録するために「素材パレット」を右の空いている空間に出します。

「サブツール」ウィンドウに素材をドラッグして追加します。

素材が追加されると「サブツール」に表示されるようになります。
これでサブツールかららくがきインクペンを選択できるようになりました!

素材が見つからないときのチェックポイント!
「素材が見つからない…」ときは、まずCLIP STUDIOにログインしているかを確認しましょう。
次に、素材がダウンロード済みか未ダウンロードかをチェック。
素材にクラウドマークがついている場合は、まだ未ダウンロード状態なんです。
その素材を選んで、再度ダウンロードを試してみてください。
また、パレットが非表示になっている可能性もあるので、「ウインドウ」メニューから「素材パレット」にチェックが入っているかも確認してみてください。
クリスタの素材をうまく使いこなす方法
クリスタの素材をうまく使いこなす方法について、初心者にも分かりやすく解説していきます。
前述したようにペンやブラシはサブツールに追加して使います。
ここではその他の素材の使い方について解説していきます。
基本は素材のドラッグ&ドロップで使う
クリスタの素材は、直感的に「ドラッグ&ドロップ」で使えるのが最大の魅力です。
たとえば、背景画像素材を使いたいときは、素材パレットから目的の画像をつかんでキャンバスにポンっと放り込むだけ。
これだけで、レイヤーに素材が追加され、自由に拡大・縮小・回転までできます。
トーン素材や吹き出し素材も同じ方法で配置できます。
筆者が驚いたのは、3D素材もこの方法で簡単に設置できる点。
複雑そうに見える3Dアイテムも、マウスひとつでサクッと扱えるので、初心者でもストレスなく使いこなせますよ!
カラーセットやトーン素材の使い方
カラーセット素材は、「カラーパレット」へドラッグして使います。
色を一つずつ登録する必要がなく、まとめて色味を管理できるので、配色で悩む人には超便利。
また、トーン素材はレイヤーに貼り付ける形式。
パターンを繰り返したり、透明度を変えたりすることで、プロっぽい演出も手軽にできちゃうんです。
筆者は「手描き風トーン」が大のお気に入り。機械的じゃない温かみが出せて、人物画に味を加えられるので重宝してます。
3D・画像素材の使い方
3D素材は設置後、「オブジェクトツール」で移動・回転・拡大縮小が可能です。
複数のアングルから自由に調整できるので、パースを取りづらい構図でも悩まずに済みます。
画像素材も、貼り付け後にラスタライズすれば編集OK。
部分消しや色調補正も自由にできるようになります。
そのままだと加工が難しいので、画像レイヤーを選んで「ラスタライズ」するのがポイント。
筆者は背景に画像素材を貼って、透明度を下げて線画と重ねる…という使い方をよくします。
雰囲気あるシーンが簡単に作れておすすめですよ!
素材のカスタマイズと削除方法
素材は登録したあとも、自由にカスタマイズできます。
サブツールなら、ツールプロパティからブラシサイズや色変化などを細かく調整可能。
「ちょっとこの筆圧キツいな…」と思ったら、すぐに設定をいじって自分好みに仕上げられます。
使ってみて「これは微妙だったな…」という素材は、右クリックから「削除」を選べば簡単に消せます。
使わない素材が溜まると管理が大変になるので、定期的な整理がおすすめです。
\ 素材を使ってレベルアップする! /
クリスタの素材は商用利用とライセンスには注意が必要!
クリスタの素材は、多くが商用利用OKですが、一部には「ライセンス素材」と記載されたものがあります。
これらは使用条件が厳しく設定されていることがあり、同人誌や商業誌などでの利用時には注意が必要。
CLIP STUDIO ASSETSの素材ページに必ず利用条件が書かれているので、使用前に目を通しましょう。
また、素材の再配布は禁止されているので、たとえ加工しても他人に渡したり販売したりするのはNGです。
トラブルを避けるためにも、著作権表示や利用ガイドラインには十分気をつけましょう!
クリスタの素材の保存場所と利用方法のまとめ
この記事ではクリスタでダウンロードした素材の保存場所や確認方法などを詳しく解説しました。
ダウンロードした素材は「素材パレット」内の「ダウンロード」や「すべての素材」から確認できます。
使い方には、ドラッグ&ドロップやサブツール登録などいくつかのパターンがあり、それぞれの素材タイプごとに異なります。
素材選びには検索キーワードとお気に入り機能を活用することで、迷わず自分好みのアセットにたどり着けます。
素材に迷ったら、とりあえず無料の「手描き風トーン」や「装飾ブラシ」などから始めてみるのがおすすめです。
クリスタはセールを利用すると安く購入することができます!
クリスタのセールについてまとめて記事は以下にありますので、ぜひ参考にしてください。