この記事では、プロクリエイトのふちどりペンの作り方について解説します。
実は、ブラシの設定を少し工夫するだけで、誰でも簡単にオリジナルのアウトラインブラシを作ることができます。
初心者でも再現しやすい方法を1STEPごとに写真を使って解説をしていきます。
ふちどりペンを作ってみたい方は、この記事を読み進めてください。
すぐにふちどりペンをダウンロードしたい方は下の記事から無料の配布記事へアクセスして使ってくださいね。
プロクリエイトでふちどりペンを作る基本手順
プロクリエイトでふちどりペンを作る手順は大まかに4つの工程になります。
- 自作ふちどりペンのフォルダを作る
- ふちどりペンの基礎のブラシを作る
- ふちどりペンの設定をする
- ふちどりペンを調節する
ふちどりペンを収納するフォルダを作ってから、元になるペンを作り、それを設定と調節していくという流れになります。
写真付きで1つずつ解説していきますので、ぜひ一緒にふちどりぺんを作ってみてくださいね。
手順①:自作のふちどりペンのフォルダをプロクリエイトのブラシライブラリ内に作る
まずふちどりペンを作る前のフォルダの用意について解説していきます。


フォルダに自分でわかりやすいフォルダ名を入力します。
今回私は「ふちぶらし自作」(後で好みで変えられます)としました。
手順②:プロクリエイトのふちどりペンの基礎になるペンを作る
まずはふちどりペンの基礎になるペンを作っていきます。
写真通りに進めていけば問題なく作れますよ!


パスの境界線を描く→間隔→0%にする。


手ぶれ補正はストリームラインを中心に調節すると書きやすい線になります。
右の描写パッドに試し書きをしながら書きやすい数値にしてください。

ブラシの名称、アイコン、製作者名、サインを入力します。

私はこのような感じで入力しました。
サインはApple Pencilで画面に書くと反映されます。
右上の「完了」をクリックします。

リセットポイントをクリックします。

「保存」でOKです。
これでふちどりペンになる基礎のペンができました。
手順③:プロクリエイトのふちどりペンの設定をする
いよいよふちどりペンを作って設定していきます。

作ったブラシを左へスワイプして「複製」を選びます。



1番上のブラシを選択したまま、2番目のブラシを右にスワイプします。
すると2つのブラシが選択された状態になります。


ブラシをクリックしてブラシライブラリを開きます。


「プロパティ」→「最大サイズ」で上のブラシのサイズを下げる。
任意のサイズで大丈夫ですが、わかりやすいように50%ぐらいにしておくと良いですよ。

「レンダリング」→「焦げたエッジ」を最大にします。

焦げたエッジモードを「カラー比較(明)」にします。

ブレンドモードを「比較(明)」にします。

「カラーオプション」→カラー筆圧「彩度」を−100%にします。

①の「−100」をクリックします。
②のマークをクリックします。

◯で囲んである点をドラッグして1番上にずらします。

上の写真のようになればOKです!


最大をクリックして右のマークをクリックする(STEP12と同じ)。

前回の「彩度」と同様に左の点を1番上までドラッグします。

「グレイン」→「ブレンドモード」→「ハードミックス」にします。
これでふちどりペンの設定は完了です!
手順④:プロクリエイトのふちどりペンの太さを調節する
作ったふちどりペンの太さを調整して自分好みのふちどりペンを作る手順を解説していきます。

プロパティで上段のブラシや下段のブラシのサイズを変えると太いふちどりブラシや細いふちどりブラシが自由に作れます。

作ったふちどりペンを複製していけば、無限に色々な太さのふちどりペンが作れます!
自分の好みになったペンをいくつか作っておくと便利ですよ。
ペンの名前は後から自由に変えられます(①のSTEP5:ブラシの名前と製作者の登録をする参照)。
プロクリエイトのふちどりペンの作り方のまとめ
- 自作ふちどりペンのフォルダを作る
- ふちどりペンの基礎のブラシを作る
- ふちどりペンの設定をする
- ふちどりペンを調節する
今回はプロクリエイトでのふちどりペンの作り方について上記の流れで解説してきました。
自分でカスタマイズしたブラシなら、描きたい雰囲気や用途にぴったり合わせた表現が可能になります。
ふちどりを使えばイラストや文字が一気に映えるので、初心者にもおすすめです。
今すぐProcreateを開いて、自分だけのふちどりペン作りに挑戦してみてくださいね。
作るのが面倒という方は下の記事から無料でダウンロードしてください。